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カッコウの許嫁(Kakkoyoku No Yome) 7巻 raw・ネタバレ

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海野凪と天野エリカ、入れ替わりの事実は二人だけの秘密のまま、運命は加速していく。本作第7巻、凪への想いを自覚した瀬川ひろが、ついにその秘めた感情を解き放つ。三角関係はもはや一触即発の様相を呈し、エリカとの同居生活も凪の心を容赦なく揺さぶり続ける。誰を想い、誰を選ぶのか。幼い頃の因縁に囚われた四人の少年少女が、互いの本音をぶつけ合い、甘酸っぱくも残酷な青春の分岐点へと突き進む、極上のラブコメディ。

⚠️ ネタバレを含みます。

今巻の焦点は、完璧超人であるはずの瀬川ひろが凪に対して見せる、剥き出しの執着である。勉強もスポーツも万能な彼女が、凪の隣に立つという一点においてのみ、その冷静さを完全に失う様は圧巻だ。ひろは凪に対し、これまで隠してきた自身の将来への重圧と、凪への依存に近い恋心を告白する。一方、天野エリカは、凪との同居という日常の中に紛れ込む「恋」の気配に、自身の心臓が異常な鼓動を刻むことに戸惑いを隠せない。物語は、学園祭という祝祭を舞台に、凪を巡る争奪戦が激化する。ひろが仕掛けた大胆なデートの誘いと、それを察知して乱入するエリカ。凪は二人の板挟みとなり、物理的にも精神的にも追い詰められていく。特に、ひろが放った「私と、エリカさんのどちらが好きなの?」という直球の問いかけは、凪が抱える取り違えの事実という呪縛をさらに重くする。二人のヒロインが繰り出す愛憎の応酬は、単なる恋愛模様を超え、互いのプライドを賭けた戦いへと変貌を遂げた。凪は、どちらの手を取ることもできない優柔不断さの中で、自らの本心と向き合うことを余儀なくされる。
著者作者不明
出版社講談社
発売日2021-07-16
7巻7巻

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